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香りと記憶がリンクする「プルースト効果」を知ってるだけで人生10倍得する

みなさんは、とある香りを嗅いだ時に、その香りにまつわる昔の懐かしい記憶がふとよみがる・・・・そんな経験はないでしょうか?

実はこの現象には名前があり、【プルースト効果】と呼ばれています。この記事ではこのプルースト効果を利用して、ストレス対策に役立てる方法をご紹介いたします。

プルースト効果ってなに?

そもそも、プルーストとは、20世紀に活躍したフランスの作家で、「失われた時を求めて」という偉大な長編小説を残しました。14年もの年月をかけて書き上げられた作品で、記憶と時間の在り方について投げかける哲学的な大作です。

この物語の冒頭に、主人公が紅茶に浸したマドレーヌの香りを嗅いだ時に、突如として幼少期の思い出がよみあがり、そこから長い物語が始まっていく・・・というシーンがあります。

この描写から香りによって記憶が呼び起こされる現象を「プルースト効果」と呼ぶようになりました。

もし興味がある方はこちらをご参照ください。

プルースト効果の仕組みって?

記憶と香りの結びつきに関しては、心理学の研究者たちの間でも、注目されていたテーマでした。その仕組みを脳科学で具体的に証明したのが、イスラエルのワイツマン化学研究所にいたヤーラ・イシュラン博士です。そしてイシュラン博士はプルースト効果に重大な役割を果たしているのは、脳の扁桃体であると証明しました。

扁桃体とは物事の好き嫌いを決める中枢であり、感情と密接に結びつきます

イシュラン博士は香りと一緒に物を記憶させる実験を行った結果、扁桃体が活発に活動していることを発見しました。そして、それと同時に、音楽と物を記憶させる実験も行いましたが、音楽の時は、扁桃体は動いていなかったのです。

つまり、香りと感情はリンクし、同時に記憶する仕組みになっているのです。

プルースト効果の2つの特徴

プルースト効果には、二つ特徴があります。

ひとつは、先ほど述べたように、特定の記憶とリンクして香りも脳の中に記憶されるわけですが、「その香りを初めて嗅いだ時の記憶は、あとになってもずっと残り続ける」という特徴です。

例えば、昔いやいや通った歯医者の待合室の香りなど、その香りをかいだらその当時の記憶は大人になってもよみがえるでしょう。

そしてもうひとつは、香りと記憶がリンクするのは最初の一回目のみ、という特徴です。

イシュラン博士も、同じ香りで再度ものを記憶する実験を行った結果、脳波を調べると二回目以降は、扁桃体に変化が見られなかったと報告しています。

プルースト効果を利用して人生楽しくしよう

では、プルースト効果の仕組みについてわかったところで、この効果をストレス対策に利用してみるのはどうでしょうか?

前述したように、歯医者の香りなどは、嫌な記憶として残ってしまいますが、逆に、今までの人生での楽しい記憶を、思い出すことができると、ストレスを緩和させることができます。強いストレスを感じている状況でも、その上に楽しい気持ちが上書きできるとストレスが消えていくことが期待できます。

もし自分で、「そういえば、あの香りを嗅ぐとあの時の楽しい気持ちがよみがえるなぁ」というのが思い浮かべば、その香りを嗅いでみてください。

しかし、なかなか自分では香りを見つけられないものです。そして、うまく見つけたとしてもその香りを再現するのが難しい場合も多いかと思います。

そこで、おすすめなのは、自分でこれから楽しい記憶の香りをカスタマイズしていくことです。

特に、女性でしたら香水を使うと便利です。

大好きな彼氏からプロポーズされそうだ、と思ったら、初めて使う香水をつけてみてください。そうすれば、その後ずっとその香りを嗅ぐと、その時の喜びがよみあがり、人生の中でも最大の記憶を再現することができます。

または、誰かから花を貰った時は、その香りをしっかり嗅ぐようにしてください。よほどのことが無い限り花を貰ってうれしくない人はいません。今後その香りを嗅ぐとその時の嬉しい気持ちがよみがえることでしょう。

他にも、試験に合格した、結婚、出産、人生の大きな幸せの節目には花を貰うことも多いでしょう。その時はしっかり香りをかいで素敵な思い出を記憶させてみてください。

プルースト効果のまとめ

嗅覚は、意外と見落としがちな感覚であるとおもいますが、実は記憶との密接なかかわりがあります。このプルースト効果を知っているだけで、人生がきっと楽しくなるはずです。この記事が皆さまの人生に少しでも役立てると幸いです。

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