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5分で理解できる!アドラー心理学で人間関係の悩みがなくなった話【簡単解説】

「アドラー心理学ってなんだろう?」

「アドラーの本を読みたいけど、ネットで気軽に知りたい」

「アドラー心理学で悩みを解消させたい」

今回はそんな方に向けて、

アドラー心理学についてざっくりかみ砕いて解説していきたいと思います。

アドラー心理学はこんな人におススメ

アドラー心理学では

  • 何故か職場で疎外感を感じてしまう
  • 心から打ち解けて話せる友人がいない
  • 人と一緒にる時に心から笑えない
  • SNSがきになる
  • 自分が好きになれない

などの悩みを解決することができます。現在、上記の悩みを持っている方は、アドラー心理学の考え方を知ることで、人生が大きく変わり、世界が明るくなることが期待できます。

アドラー心理学の5つの基本

アドラー心理学は、5つの基本前提からなっています。
個人の主体性
目的論
全体論
社会統合論
仮想論 と、少々わかりにくい理論で出来ていて、これだけ読んでみても正直よくわかりません。ですので、この記事ではそれらをわかりやすく、かみ砕いてご紹介していきたいと思います。では、実際に解決方法についてみてみましょう。

アドラー心理学では、人間の悩みはすべて対人関係である

アドラーは、「人間の悩みはすべて対人関係である」と言っています。

「職場で苦手な人がいて、仕事に行きたくない」

「友達グループで自分だけ浮いてる気がする

「嫌われることが怖くて、自分の意見が言えない」

など、悩みは人それぞれです。場合によっては複数悩みを抱えている人もいます。しかし、それらの悩みもアドラー心理学では「すべて対人関係である」とされています。

例えば、自分の為と思われがちな「痩せたい」という願望も、他人と比べて太っている自分が許せないという気持ちの表れです。

つまり、私たちの悩みには必ず他者がかかわってくるのです。ですので、対人関係が改善されれば悩みが解決し、幸せにより近づくと考えているのがアドラー心理学です。

アドラー心理学では「悩みを消すために自分自身を見つめなおす」

対人関係は、次の4つの要素からの影響を受けています。どれかが変われば、その影響で対人関係にも自然と変化が生じます。

  1. 自分(自分のとらえ方や行動)
  2. 相手(相手のとらえ方や行動)
  3. 関係性(恋人同士、上司と部下と言った関係)
  4. 環境(職場や住まいなど)

まず、2の「相手」の考え方を変えるのは至極困難ですし、3の「関係性」を完璧にコントロールするのも困難です。また、理想の4の「環境」を追い求めるのにも限界があります。

つまり、対人関係を好転させたいときに即効性があるのは1の「自分」の意志で自分自身を変えることなのです。

確かに、他人を変えたり周囲を自分の力で変える事は難しいですよね。しかし、自分自身であれば、自分の努力しだいでいくらでも変えていけることができます。

アドラーは「自分を変えるのに手遅れはない」人は何歳になっても性格を変えることができると言っています。

では、どうやって自分自身を変えていけばいいでしょうか?

次に自分を変えていく5つの考え方についてご説明いたします。

アドラー心理学では、「人生の主人公は自分自身」

「決定はすべて自分自身が行っている」「未来は自分の手で変えることができる」この考え方をこれを自己決定性と呼びます。

例えば「親が貧乏だからろくな教育がうけられなかった」「偏差値の低い高校だったからいい就職ができない」など、何かのせいにして言い訳する人がいます。

生まれつき、体が弱い、子供のころに虐待を受けていた、アトピー、環境や障害によって性格に影響がでることもあります。

しかし、それはあくまでも影響にすぎません。どんな状況にあったとしても、自分が「運命の主人公である」と考え、どんなことが起きても、自分がどうとらえるか、どう考えるかが重要です。良い結果か悪い結果の決定は自分自身の手にかかっていると考えましょう。

アドラー心理学では、「結果は自分自身で決める」

自分の人生の責任は自分にゆだねられていると考えられています。

それを聞くと、ちょっと厳しいように感じますが、決して自分が思わしくない状況にいるのなら自分を責めるべきだ、というわけではありません。人生の責任が自分にあるというなら、未来も自分の手で変えられる!ということです。

そして、「今の自分を作ったのは自分自身である」ということを受け入れることで、今後の自分の人生を作るのも自分自身であると気づくことが出来るのです。

困難をどう受け取るかは自分次第です。今、何が問われているかを見つけるチャンスと受け止めたうえで「困難に対する自分の考えが、自分にとって幸せかどうか」の判断を大切にしましょう。すると、人や環境のせいにすることなく自分の決断に責任が持てるようになります。

例えば、過去に「資格試験に落ちた」としましょう。その過去の出来事は変える事はできません。

しかし、そのとらえ方を「仕事が忙しかったせい」「先輩みたいに頭がよくないせい」と環境や他人のせいにするのではなく「弱点や、勉強法を徹底的に見直すチャンスだ!」「憧れの先輩にコツを教えてもらおう!」と自分のとらえ方次第で、自分の未来が明るくなるか、それとも悲観的になり暗くなるかどうかが変わるということです。

アドラー心理学では、「過去にとらわれず、未来に向けて目的を達成させる」

「人間の行動には目的がある」という考え方を目的論と呼びます。

「豊かになりたい」「幸せになりたい」と誰しもが思い描くと思います。

しかし、それは裏を返せば、現在、自分の理想と比べると現状はマイナスということになりますね。

しかし、そこで、理想と現実のギャップに「どうせ自分はダメなんだ」と嘆くのではなく「もっと頑張る必要がある」「まだまだ伸びしろがある」とプラスに受け止めましょう。未来に目を向ければ出来ることはたくさんあるはずです。そう考えると、目の前に明るい未来が広がっていきます。

「何故こんなことになったんだ」と原因について考えるのではなく「どうすれば理想に近づくだろう」と考えて行動することが大事です。すると、「○○のせい」「誰誰のせい」などと過去や他人を攻める気持ちは自然と消えていきます。

アドラー心理学では、「視野を広げよう全体で考える」

「ついお酒を飲みすぎてしまう」「勉強したいのについだらだらテレビを見てしまう」「朝はゆとりをもっていたいのに、ギリギリに起きてしまう」

など一度は経験したことがあるのではないでしょうか。「分かってはいるけれどもできない」この矛盾に「意志が弱い」と自分を責めてしまいがちです。しかしこれも、考え方を変えることが出来ます。

よく、「意志と無意識」「理性と感情」「心と身体」などは相反するものとして対比して語られますね。しかし、人間をこのように細かく分解していくのではなく「全体」としてとらえ「心は矛盾しておらずすべてつながっている」と考えるのはどうでしょうか?

仕事で問題があった時、夢でアイディアが浮かんでくる。恋人を選ぶとき理性だけでも感情だけでもうまくいかない。心が弱っていると体調まで悪くなる。など、誰しも人間は、細かく分解できず、相互に補っているようなものです。

先ほどの「ついお酒を飲みすぎてしまう」という悩みは、「やめたいけどやめられない」のではなく、本音では「やめたくない」だけなのです。

この様に全体で考えると、「わかってはいるけれど、できない」という言い訳が出来なくなります。

しかしだからこそ、「自分を変えたい」と思えば変えられる余地があるのです。「だらだらテレビを見てしまう」なら、そもそもなぜ勉強したいのかおもいだしましょう。理性の力を借りてだらだらする自分を変えるのです。朝起きられないなら、「疲れているからゆっくり寝よう」と考えることもできるし、朝の楽しみを作って早起きすることもできます。

この様な考えを全体論と呼んでいます。この全体論で考えるとすべては自分次第になるのです。

アドラー心理学では「見え方を変え、思い込みに気づかせる」

人間は出来事に対して、自分の視点で意味づけをするものです。例えばがやがやしたカフェという場所で「快適だな」と感じる人もいれば「うるさいな」と感じる人もいますよね。

この様に人は自分だけのモノサシによって物事に意味づけをしてしまいがちです。

他にも、資格試験に落ちてしまった時「もっと勉強しなきゃ」と考える人もいれば「自分は勉強なんかしても無意味」とあきらめる人もいます。

ですが、不合格だったきは、勉強方法を見直すきっかけになるかもしれませんし、不合格だったとしても身につけた知識が仕事に役立つかもしれません。「自分は勉強しても意味がない」と決めつけるのは謝った思い込みではないでしょうか。

このように、謝った思い込みをしていないか気づき、出来るだけ前向き、生産的な物事の考え方に変えていきましょう。自分の思考の癖やゆがみを気づくことで、生きることが楽になるはずです。

この様な思い込み、見え方を変える事を認知論と言います。

アドラー心理学では「人は影響与えあいながら生きている」

最後は、人間の全ての行動には相手役が存在する、という考え方です。これを対人関係論といいます。

相手が「何を考えているのかわからない」と感じることがあるでしょう。相手を理解しようとするときにやりがちなのが、相手の心を理解しようとすることです。それができればよいのですが相手の心を見ることはできません。そのため、アドラー心理学では、相手の対人関係を観察して相手を理解しようとすることが大事と言われています。

たとえば、子供の場合「過程ではいい子だけれど、学校で先生に対して問題行動を起こす」ということがあります。逆に家庭では問題行動を起こすけれども学校ではいい子という場合もあるでしょう。

そこで、自分自身について考えてみましょう。友達とは気軽に話せても上司や憧れの人には緊張して言葉が少なくなるということはあるはずです。しかし、気軽に話せる自分も、緊張して会話が上手に出来ない自分も両方が自分自身です。

つまり、人は誰でも相手によって感情や振る舞いが変わるということです。そうした相手と周囲の対人関係に注目することで、その人自身を理解できるようになります。

アドラー心理学では「他人を理解しよう」

注目すべきは「他人の行動にはどのような目的があるか」です。人間は必ずある目的をもって行動します。相手に対して「もっと会いしてほしい」「注目してほしい」「復讐をしたい」など様々ですが、すべての行動には相手があり、その相手毎に目的が存在します。

その目的を理解することで、その人が「どのような場面でどんな行動をする人物であるか」見えてきます。この様に、自分と他人を理解することによって、人付き合いを上手にしていき、自分を成長させていきましょう。

アドラー心理学のまとめ

いかがでしたでしょうか?

まとめますと、

  • 感情は自分でコントロールできる
  • 人間は自分の行動を自分で決められる
  • 失敗を悪だと決めつけているのは自分自身
  • 人間の悩みはすべて対人関係である
  • 皆に嫌われているというのは思い込みに過ぎない

この様に考え方を改めることでずいぶん人生が楽になるかと思います。自分の感情や考え方をうまくコントロールし、楽しい人生が送られると良いですね。

この記事が少しでも皆様の人生のお役に立てると幸いです。

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参考文献:永藤かおる ディスカヴァー・トゥエンティワン「悩みが消える 勇気の心理学 アドラー超入門」