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【体験談】調剤薬局事務と医療事務どっちがいいか?【調剤薬局事務のメリット】

はじめまして。

私は10年間医療事務の経験があり、調剤薬局事務でも5年半働いてきました。調剤薬局事務の方では事務長クラスになり人事や経理などの仕事も任されるようになっていました。

このたびは調剤薬局事務と医療事務どっちとして働けば良いか悩んでいる方へ

主に今回は調剤薬局事務で働くことのメリットについてお話ししていきたいと思います。

これから調剤薬局事務で働くことを検討している方の参考になれば幸いです。

調剤薬局事務のメリット

まずは調剤薬局事務で働くことのメリットについてお話ししていきたいと思います

先に調剤薬局事務で働くことのメリットについてざっくりと紹介いたしますと

  • 病院とセットになっている薬局であれば保険の確認が簡単
  • 病名の確認などしないのでレセプトのチェックが簡単
  • レセプトのチェックが簡単なので残業が少なくて済む
  • 返礼レセプトがあっても病院へ確認すれば解決する
  • カルテを読み取って算定するなど難しい知識が要らない
  • 少人数なのでアットホームであることが多い
  • 薬を作るだけなので患者を待たせる時間が少ない
  • 患者はあまり待たせないのでクレームが少ない
  • 病院に比べると圧倒的に電話対応が少ない
  • 薬の知識が身に付く
  • 薬のことを薬剤師さんに相談できる

このように様々なメリットがあります。

次にそれぞれについてもう少し詳しく説明させていただきます。

調剤薬局事務は保険の確認が簡単

現在薬局はほとんど病院とセットになっているところが多いかと思います。例えば〇〇病院と言う病院があればすぐその隣に△△薬局というのがあると思います。

基本的にその病院と薬局は連携していることが多く、〇〇病院で保険証を出したから△△薬局では保険証出なくてもオッケーです。とされている薬局もある位です。

それでも一応病院でも保険証を出したけれども薬局でも必ず保険証出してください。

としている薬局が多いかと思いますが、万が一患者さんが保険証を忘れたとしても、病院には保険証を出していて確認が取れているケースが多いため、レセプトの返戻が来てしまい保険証の番号等がわからなければ病院へ確認すれば済むことが多いのです。

調剤薬局事務は病名の確認が要らない

毎月病院や診療所、薬局ではレセプトを国保や社保へ送ると言う大事な作業があります。

病院や診療所では毎月レセプト、診療報酬明細書を送るときには、病名のチェックをしなければなりません。

病名のチェックとは

例えばある検査をしていればレセプト上はその検査に対する病名が入っていないとはねられてしまうのです。

たとえ患者さんがその病気を実際に患っていなくても保険上その病名をつけてあげなければならないのです。

さらに具体的な例を上げると、眼底検査と言う検査をした場合、眼底に関する病名をつけなければなりません。

例えば眼底の病名と言うと、黄斑編成、網膜症、といった病名をつけます。

ドクターが患者さんのカルテに病名を付けてくれる場合もありますが、特に検査をしても異常がなかった場合はドクターはつけてくれません。

しかし検査を行ってしまい、その検査代をレセプトで請求するためには、病名がちゃんと入っていないと、保険が通らないためレセプトが返礼されてしまうのです。

その病名がちゃんと入っているかどうかなどのチェックと言うのをするのが毎月とても大変です。

病院や診療所はその病名チェックと言う仕事があるのに対し薬局ではそういった病名のチェックと言う作業がないので仕事が楽になります。

レセプト送信の時期になるとかなりの時間残業する病院が多いんですが薬局はレセプト送信の時はそこまで大きな作業がないため残業する時間がかなり少ないです。

調剤薬局事務は返戻レセプトの確認が簡単

こちらは前述した内容と重複してしまいますが、保険の不具合の返戻レセプトがあった場合、患者さんに直接保険の確認の連絡をしなくても、

病院へ問い合わせれば病院ではしっかりと保険の確認がしていることが多いので、すぐに返戻レセプトの訂正が簡単にできます。

調剤薬局事務は難しいカルテの読み取りがない

病院や診療所では、患者さんにお金を請求するのに、カルテを読み取って算定していくという作業があります。

どんな検査をしたのか、どんな処置をしたのか、どんな手術をしたか、

と言うのを医療事務がカルテから自力で読み取って算定していき、それを患者さんに診察代としてお会計すると言う仕事になります。

現在は電子カルテになっているためそこまで難しい読み取りが必要ないかもしれませんが、

ドクターが記入した難しい医療用語を読み取って今日はこの検査をしたんだなと言うのを医療事務が判断しながら算定していくと言う作業がありました。

調剤薬局では、そういった難しい読み取りの仕事がありません。

ただ処方箋に書かれてある、

薬の名前、1日の量、日数などを

パソコンで入力していくだけになりますので、あまり難しく考えずパソコンの入力ができます。

ですので病院や診療所の医療事務に比べるとパソコンの作業が比較的簡単です。

調剤薬局事務は少人数なのでアットホーム

薬局と言うのは基本的には少人数で運営しているところが多いです。

よって複雑な人間関係や苦手な人が少なくて済むと言うメリットがあります。

多くの従業員がいると、どうしても苦手な人というのが何人かは出てきますよね。

もともと少人数なので苦手な人がいなければ、全員と仲が良いと言う恵まれた人間関係の環境で働くことも可能です。

しかしこればっかりは一長一短があります。

この少人数の中で苦手な人がいた場合、大きな職場で働くよりも接する機会がどうしても多くなってしまうのでそうなってくるとストレスが溜まりやすくなってしまいます。

こればかりはそれぞれ人との相性によるので、実際に面接に行ったときに話してみて

この人とだったら仲良くできそう、

や、

ちょっと苦手なタイプの人がいる、

など働く前にある程度吟味してから実際にそこで働くかどうかを考えるといいかもしれません。

調剤薬局事務は患者さんをあまり待たせないのでクレームが少ない

よく病院や診療所では待合室に患者さんが溢れていて何時間も待っていると言う場合があります。

もちろんその病院や診療所よりますが、

朝に行ったのに終わったのが夕方だった!などと言う愚痴をこぼす患者さんも結構いらっしゃいます。

病院はどうしても検査をしたり診察をしたり一人ひとりに時間がかかってしまいますのでその分待ち時間が、どうしても長くなってしまいます。

よって患者さんは今自分が後何番目なのか、

あとどれくらい待つのかと言うのを気にしてイライラしてしまいます。

そのイライラをぶつける相手が医療事務です。

患者さんが窓口に自分があとどれくらい待つのかと言う問い合わせをすることがかなり多いです。

そのたびに医療事務は患者さんに謝り、患者さんが今何待ちなのか、あとどれくらいかかるのかと言うのをいちいち調べて、伝えてあげなければなりません。

この仕事がなかなか大変です。

その点、調剤薬局事務では、あと薬を作るだけなので、大きな待ち時間がないため患者さんのクレームが来ることがほとんどありません。

そして大きな病院ですと、患者さんに今待ち時間がどれくらいかと聞かれると、まずその患者さんが誰なのか今何待ちなのかと言うのをパソコンで探し出して調べるのもかなり大変です。

調剤薬局事務ではそういったクレームの処理が少ないと言うのが魅力です。

調剤薬局事務は電話対応が少ない

よく病院や診療所では、予約や問い合わせの電話がずっと鳴りっぱなしと言うこともあります。忙しい時は常に電話のそばから離れられないと言うこともあります。

しかし病院や診療所に比べると薬局と言うのは極めて電話がかかってくることが少ないです。

患者さんから電話がかかってくることがあったとしても、薬の問い合わせであれば、薬剤師さん対応してもらうことになるので、ほとんど調剤薬局事務が対応する事はありません。

もちろん保険関係等の電話も来ることがありますのでそういった時は調剤薬局事務が対応しますが、病院や診療所のように電話が鳴りっぱなしだ!ということがありませんので、電話対応の仕事が少ないのです。

調剤薬局事務は薬の知識が身に付く

こちらが働く薬局にもよりますが大きな総合病院の付近の薬局ですと

すべての科の薬を扱うことになりますので様々な薬の知識を得ることができます。

その分覚えるのが大変と言うデメリットもありますが、

薬の名前や種類を覚えることで

自分が実際に何か病気になったときに、どんな薬を飲むかなどお医者さんに説明されたときにある程度知識があるのできちんと理解した上で薬を服用することができるようになります。

他には自分の家にいろんな薬が、余ってしまいバラバラになってしまったと言うことがあっても、どれが何の薬かわかっているので管理がとても楽になります。

調剤薬局事務は薬のことを薬剤師さんに相談できる

薬剤師さんによって知識がピンキリかもしれませんが、例えば自分の体が不調になったとき、どのようにしたらいいかなど相談がしやすいです。

薬局によるかもしれませんが、自分の薬局の薬の在庫の中から、ちょっとした風邪程度であれば薬を分けてもらえることもあります。

その分病院にかかる機会が減り結果的に自分の治療費の節約や時間の節約にもなると言うメリットもあります。

調剤薬局事務で働くことのメリットまとめ

以上が調剤薬局事務で働くことのメリットになります。

メリットだけに絞って今回お話ししましたが、このメリットは逆を言えばデメリットであることもあります。

例えば、

電話対応が好きだ!

難しい病名やレセプトのチェックをしてみたい!

患者さんと接するのが好き!

大きい職場がいい!

と言うことであれば調剤薬局事務で働くよりは病院や診療所で医療事務として働く方が向いているかと思います。

そして最後に

私がお話しした内容も、診療所や病院、薬局によって業務内容やルールがそれぞれ違いますので、自分に合った職場を見つけると言うのはとても難しいかと思います。

ですが、今回の記事が、皆様の職場選びの参考に少しでもなることができれば幸いです。