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【新人調剤薬局事務さん必見!】どこよりもわかりやすい調剤料について(超基本編)

こんにちは。

この度は、

パソコンで自動計算しているからと、見落としがちな調剤料の算定・計算方法について、

「調剤薬局事務の資格を持っていないけど採用されてしまった」

「調剤薬局事務の資格持っているけど、忘れちゃった」

という方向けに、

どこよりもわかりやすく、初心者向けに

「調剤料の算定・計算方法ついて」をご説明させていただきます^^

そもそも調剤料とは?

そもそも調剤料ってなんでしょう?

これは、

AA錠とかBB錠というのを薬局で処方した時に

必ずセットで算定しなければならない項目です。

私たち薬局に勤めている人の

技術料

といいますか。

いわゆる、手間賃、人件費みたいなものと思っていただけるとわかりやすいです。

この調剤料というのを取らないと、私たち調剤薬局で働く人は、

薬をただ渡すだけでは、

あまり利益がでないので、大事な項目なのです。

調剤料は大きく分けて3種類

調剤料は

  • 内服調剤料
  • 外用調剤料
  • 頓服調剤料

と大きく分けて3つあります。

仮に、

  1. AA錠(内服薬)
  2. BBクリーム(外用薬)
  3. CC錠(頓服)

と出た場合、

それぞれ、

内服調剤料、外用調剤料、頓服調剤料

をすべてそれぞれ算定することが出来ます。

1度に調剤料を取れるのはそれぞれ3回まで

  1. AA錠(内服)
  2. BB錠(内服)
  3. CC錠(内服)

ときたら、3回、内服の調剤料を算定できます。

ですが、

  1. AA錠(内服)
  2. BB錠(内服)
  3. CC錠(内服)
  4. DD錠(内服)

と4種類以上薬があった場合、

4回調剤料を算定することはできず

どんなに薬の種類が多い方でも

3回までしか内服の調剤料は算定できません。

これは、

外用薬でも全く同じです。

  1. AAクリーム
  2. BBクリーム
  3. CCテープ
  4. DD軟膏

という処方があれば、

全部で4種類薬はありますが、

外用薬の調剤料も3回までしか算定できません。

頓服の調剤料について

頓服は1回の受付につき、1回だけしか算定できません。

つまり、

ロキソニン錠 疼痛時14回分

という処方があったら

頓服調剤料を1回算定します。

ロキソニン錠 疼痛時14回分

センノサイド錠 便秘時14回分

と2種類薬があっても、

頓服調剤料は1回までです。

もちろん3種類以上頓服の薬があっても1回しか算定できません。

調剤料・薬剤料の計算方法

算定の基本的なルールは以上です。

次に、実際の計算方法ですが、

内服薬の調剤料の点数を見てみましょう。(2020年4月現在)

  • 7日分以下の場合・・・28点
  • 8日分以上14日分以下の場合・・・55点
  • 15日以上21日分以下の場合・・・ 64点
  • 22日分以上30日以下の場合・・・ 77点
  • 31日分以上の場合・・・86点

このようになっていますね。

まずは薬剤料を計算しましょう。

薬剤料の計算方法は

【1日分の薬剤料×処方日数】 になります。

例えば、

「AA錠 1錠 朝食後 7日分」

という処方であれば、

まず、AA錠の1日分の薬価を点数化します。

AA錠の薬価は、「1錠67円」としましょう。

点数化するには÷10すればよいので、

67÷10=6.7 ですね。

6.7を次に四捨五入すると

7になりますので、

AA錠の1日分の点数は7点という事になります。

次に、

その7点に日数を掛けます。

「7点×7日=49点」

つまり、49点がこの処方の、薬剤料になります。

調剤料を計算しましょう。

薬剤料が分かったので、

次に、調剤料を考えていきましょう。

AA錠 が7日分ということは、

7日分以下の場合・・・28点 となっているので、

調剤料は28点です。

上記の調剤料の点数一覧に、対応の日数の点数を当てはめれば簡単に調剤料が割り出せるので

かんたんですね^^

調剤料と薬剤料の合計を出す。

先ほどの薬剤料と調剤料を合計します。

49点(薬剤料)+調剤料(28点)=77点

77点が請求点数となります。

これに、

自分の薬局の、「調剤基本料、薬剤服用歴管理指導料、後発医薬品調剤体制加算」などの、必ず算定する基本セットを足せば

その処方箋の請求点数が割り出されます。

この基本セットは、

各薬局によって異なります。それについては今回は割愛します。

仮に、調剤基本料42点+薬剤服用歴管理指導料43点+後発医薬品調剤体制加算28点の薬局だったとしましょう。

そうすると、

合計基本セット=113点

先ほどの薬剤料と調剤料の

77点

を足すと

190点になりますね?

ということは、この処方のすべての合計点数は190点となり、

円に換算すると1点は10円なので

1900円になります。

これは、10割分の金額なので、

患者さんは保険を使って窓口での負担は3割などになります。(所得や年齢によって異なります)

仮に患者負担3割の方だったとすると、

÷3をすれば負担金額が計算できます。

ということは、

1900円÷3=633.3333・・・・

になるので、四捨五入し

630円

がこの処方の患者さんへの請求金額という事になります。

そして、残りの7割分は各保険者にレセプトとして請求しています。

調剤薬局事務さん必見の算定方法について

いかがでしたでしょうか?

私も調剤薬局で働いていた新人の頃、計算はパソコンがやってくれているからと、あまり考えてませんでしたが、

いざという時

例えば

「患者さんから質問があった」

「薬剤師さんに深く突っ込まれる質問をされた」

などわからなくて困ったので、

私は薬価さえ教えてもらえれば全部手計算でパソコンなしで計算できるまで極めたので、

これから調剤薬局事務で働く方の参考になればと思い記事をしたためました。

まだまだ、調剤料などは、奥深いルールがあるので、

今回は超・初心者向けということで、

難しい部分は、省いてご説明させて頂きました。

少しでも皆様の参考になれば幸いです^^